大井川鉄道トーマスとは?時刻表と予約状況の確認方法をまとめました

大井川鉄道トーマスとは?時刻表と予約状況の確認方法をまとめました

大井川鉄道とは?

大井川鉄道は、静岡県島田市の金谷駅から静岡県静岡市の井川駅を結ぶ私鉄です。創立は大正14年で、大井川上流部の電源開発と森林資源の輸送を目的として敷設されるに至りました。なお、正式名称は2000年から大井川鐡道と、旧字体での表記となっています。

大井川鉄道の路線は、途中の千頭駅までが大井川本線、千頭駅から終点の井川駅までが井川線という二系統に分かれています。レール幅は大井川本線も井川線も共通となっていますが、地形の関係で井川線は小型の車輛しか走行できない仕様となっており、相互乗り入れは不可能です。

大井川本線は、蒸気機関車やかつて関東や関西の私鉄を走っていた電車が動く形で保存されている、動態保存の鉄道として知られています。

かつて林業で栄えた大井川鉄道ですが、外国産の安い材木の輸入が増加するとともに国産材の生産が減少し、それと軌を同じくするように大井川鉄道沿線の住民も減少が続きました。

昭和51年から、旅客輸送だけではなく蒸気機関車を走らせることで観光鉄道化を進めてきました。現在では鉄道事業収入の9割をSL列車などの観光列車から得るに至っています。また、その走っているのどかな風景や旧型の客車は、ドラマや映画のロケにも多く使われています。

井川線は国内唯一のアプト式ラック鉄道として鉄道ファンに知られています。大井川上流の急峻な地形を登っていくため、スイスなどの高原鉄道に乗っているような気分を味わうことができます。また、鉄道に関わらず、その雄大な自然や沿線の温泉、吊り橋(大井川上流は吊り橋で有名です)を楽しむ観光客にも多く利用されています。

井川線はもともとダム建設がその敷設の大きな目的でした(現在でも井川線の資産は中部電力が保有しています)。そのため駅があっても近隣に住民が住んでいない、いわゆる秘境駅が数多く存在しているのも大きな特徴です。

大井川鉄道は日本で最初に蒸気機関車の保存運転を開始したのち、観光鉄道として収益を上げてきました。しかし、日本各地で蒸気機関車の保存運転がはじまったことと、3・11後の観光客大幅減少。そしてツアーバスの規制強化に伴う団体バスツアー客の減少などが重なったことから、2011年より二期連続で赤字を計上してしまいます。

経営再建のための一つの取り組みとして、2014年より期間限定できかんしゃトーマス号を走らせています。トーマス以外のキャラクターを取り入れた列車も運行されています(ジェームズ号など)。

トーマス号初登場から4年目を迎える今年ですが、鉄道ファンや親子連れへの認知だけでなく、テレビ・雑誌・インターネットなど、ジャンルを問わず幅広いマスメディアに取り上げられており、地方鉄道の中でも異例の爆発的な人気を誇るに至っています。

なお、トーマス号はC11型227号機が、ジェームズ号はC56型44号機が改装されて走っています。C11型227号機は最初に大井川鉄道で走り始めた機関車(同時に日本発の動態保存機関車)であり、C56型44号機は戦時供出でタイに送られ、現地で使用された機関車のうちのひとつで、昭和54年に日本の戻ってきたのち大井川鉄道で走っている機関車です。それぞれの機関車にもストーリーがあり、親御さんはその部分にも想いをはせて乗るのもいいかもしれません。

大井川鉄道の時刻表について

大井川鉄道の時刻表は公式ホームページから確認することができます。SLやトーマス号など、休日しか運転していない列車が数多く存在するため(平日ダイヤと休日ダイヤに分けて作成されていません)、見るのにコツが必要かもしれません。

また、トーマス号だけの運行カレンダーも準備されていますので、他の列車(通常の蒸気機関車)などに興味が無い方はこちらをご覧になる方が早いのかもしれません。

トーマス号が走る大井川鉄道大井川本線はJR東海道線と金谷駅で接続していますが、トーマス号も含む蒸気機関車がけん引する列車は大井川本線の起点、金谷駅の一つ先の駅、新金谷駅から出発となります。そのため、金谷駅~新金谷駅間で接続するための列車がかならず設定されています。

大井川鉄道のトーマス号とは?

きかんしゃトーマス号は、イギリスの牧師ウィルバート・オードリーによって描かれた絵本きかんしゃトーマスがモチーフになっています。絵本だけでなく、人形劇やアニメとしてテレビ放送されるなど、日本でも子供たちに大きな人気を誇っています。

機関車をただ単に青く塗っただけでもきかんしゃトーマスは名乗れるかもしれません。けれども、それでは子供の夢を壊してしまいます。2013年12月、「きかんしゃトーマスとなかまたち」の日本国内での使用権を保有するソニー・クリエイティブプロダクツとコラボレーションし、機関車や客車、バスが次々のトーマスのなかまに変身し、乗務員の服装なども世界観に合わせたものに変わっていきました。

こうした細部までのこだわりが、日本各地から観光客を呼び、現在では年間10万人を運ぶまでに至ります。

平成30年度は6/9(土)~10/14(日)および4/28~4/30、5/3~5/5、10/20.21、10/27~10/31、11/1~11/30、12/1.2に運転が予定されています。

また、乗車するだけでなく、トーマスのお弁当やグッズ、千頭駅にそろったトーマスのなかまたちなど、子供が楽しめるものが盛りだくさんです。乗車後も大井川の自然と触れ合うことができますし、吊り橋からのスリルを(親御さんは是非ご免こうむりたいかもしれませんが)楽しむこともできます。

子供だけでなく、近隣の温泉との宿泊パックツアーやSLの整備工場見学とのパックツアーなど、大人や鉄道ファンも楽しむことができる内容のものが盛りだくさん用意されています。

片道はトーマス号、片道はSL急行で往復すると、子供だけでなくお父さんも大満足な一日になるのではないでしょうか。

大井川鉄道のトーマス号の予約について

トーマス号の予約は大井川鉄道の公式ホームページからローソンチケットの専用ページに直接アクセスすることができます。

大井川鉄道のトーマス号の予約状況は?

トーマス号は、現在予約をとるための抽選が必要です。また、それぞれ片道のチケットとなっており、往復ともトーマス号に乗るという事はほぼ不可能な状況です。

平成30年度は9月分10月分の選考抽選受付まで終了しています。およそ二か月前に選考抽選が行われていますが、11月、12月の分についてはまだこれからのようですので、是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか。