りんかい線とは?路線図・時刻表・運賃・JRとの関係についてご紹介します

りんかい線とは?路線図・時刻表・運賃・JRとの関係についてご紹介します

りんかい線とは?

りんかい線は、正式名称を東京臨海高速鉄道りんかい線といい、東京臨海高速鉄道の有する唯一の路線です。
名前の通り、東京の臨海部を走ります。

東京臨海高速鉄道は、東京都が株式の9割を有する第3セクターです。
りんかい線は軟弱路盤の地下を工事したため、出水したりした結果、建設費用が莫大な額となりました。

しかしながら、利用客のほうは順調に推移しています。東京ビッグサイトで大きなイベントのある時は非常に混雑する路線ですし、新宿方面からのディズニーランドへの輸送も担っています。

JR京葉線は東京駅に乗り入れていますが、貨物線としての計画された段階においては、新木場から現在のりんかい線を通る予定となっていました。

りんかい線の路線図について

りんかい線は、JR山手線との乗換駅である大崎駅と、JR京葉線および東京メトロ有楽町線の乗換駅、新木場駅との間を結んでいます。

大崎駅のホームは2面4線では、りんかい線、湘南新宿ラインと共用しています。湘南新宿ラインの上り電車と乗り換えの楽な、向かいのホームから出発する電車もあります。
大崎を出発すると、すぐに地下に入ります。

JR京浜東北線・東急大井町線との乗換駅の大井町を過ぎると、品川シーサイド駅です。乗換駅ではないもののショッピングセンターやオフィスも多く、乗降人員が増えています。

東京モノレールとの乗換駅天王洲アイルを過ぎますと、東京湾をトンネルで渡って、お台場に入ります。東京テレポート駅です。
その隣は有明の、国際展示場駅です。新橋と豊洲を結ぶ、ゆりかもめとの乗り換えも可能です。

その先でりんかい線は地上に上がります。
東雲駅付近では、海沿いに東京ゲートブリッジがよく見えます。反対側には東京スカイツリーも見えます。
終点新木場駅は、付近の施設は決して多くないので駅の外に出る人は少ないものの、3線の乗り換えがあるため終日にぎわっています。

りんかい線の時刻表について

りんかい線の本数は多いです。大崎駅の時刻表を見ますと、始発電車が朝5時40分、最終が24時17分、東京テレポート行きです。
東京テレポート行きは最終とその前の2本のみで、他は全て新木場行きです。

新木場始発の電車には、車庫に入る東京テレポート行きが何本かあります。
平日8時台は12本、昼間でも1時間に7本走っています。
すべて10両編成です。

大崎駅から始発の線内折り返し電車と、川越など、JR埼京線から直通してくる電車とがあります。
JR埼京線に直通する上り列車は、川越、大宮、武蔵浦和、赤羽、池袋行きなどがあります。
日中の乗り入れ列車は、埼京線内は快速または通勤快速です。

りんかい線内を走るのは各駅停車だけで、快速等の優等列車はありません。全線を18分または19分で結びます。
東京ビッグサイトでコミックマーケットなど大規模イベントがあるときは、臨時列車も走ります。

りんかい線の運賃は?

りんかい線の運賃は、建設費が非常に高かったこともあり、全般的に高めです。
初乗り210円と、山手線の初乗り140円と比べて高くなっています。
大崎から東京テレポートまでですと330円、新木場まで通しで乗ると390円です。Suica等のICカードを使うと最大4円安くなります。

定期券の割引率も低く、定期券は高めになっています。
それでも通学定期は、割引率が50%から70%に改善されました。通勤定期は、月に20日乗らないと得をしません。

りんかい線内の1日乗車券が発売されています。大人700円です。
大井町線で接続する東急電鉄からは、東急お台場パスが販売されています。こちらは東急線の運賃と、りんかい線の1日乗車券とを組み合わせたもので、多くの区間で、往復するだけで元が取れる優れものです。

りんかい線とJRの関係

りんかい線はJR埼京線と終日相互乗り入れをしていることもありますし、計画の経緯からもしばしばJR系だと見られがちです。
JR系の企画きっぷでも、東京モノレールと並び、りんかい線に乗車できるものが多いです。

りんかい線の車両の企画も、JR線に準じたタイプで違和感がありません。
さらに、駅構内のコンビニまでJR系のNEW DAYSです。

ですが資本的には、JR東日本は東京臨海高速鉄道の株式の2.41%しか有しておらず、グループどころか、ほぼ無関係といっていい状態です。
しかしながらりんかい線は、交通系ICカードは民鉄系のPASMOではなく、Suicaを発行しています。

Suicaを発行しているJR以外の会社は、東京モノレールのような明確なグループ企業を除きますと、JRを補完する役割を持っている会社が多くなっています。
りんかい線の線路は新木場から先、JR京葉線へつながっています。

ですから直通運転は可能になっており、これを始めますと、新宿方面からディズニーランド方面の利用が大変便利になります。
ですが問題があって、路線の両側がJRにつながってしまうと京葉線の運賃収入が得られなくなってしまうので、現在のところは現実的でありません。
ですがJR東日本の戦略の中で、りんかい線は今非常に重要視されています。

羽田空港アクセス路線として、りんかい線を活用しようという案が出ているのです。そのため、JR東日本が東京高速臨海鉄道を買収するプランが登場しています。
JR東日本は、東京モノレールを傘下に収めているように、空港アクセス鉄道については非常に重要視しています。

巨額の建設費用の積み残しが、買収に当たっては大きな問題になるものの、りんかい線と、休線になっているJR貨物線を活用すれば、羽田空港から東京各地に直継列車を走らせることができるようになります。

すでに計画は実現に向かっています。
具体的には、東京駅方面、新宿・渋谷方面、新木場からさらに海浜幕張方向への3方向です。
大規模な新線新設工事が必要になりますので、まだ先のことです。

いずれにしても現在のりんかい線をフル活用するならば、経営について一体化する必要があるでしょう。
現在は京急電鉄に優位性のある羽田空港アクセスですが、りんかい線のJR化によって大きな変貌を見せるかもしれません。